新卒人事が語る なぜ地方公務員が良いのか

神奈川で働いている地方公務員が日々感じてることや仕事の魅力について語ります。

私が地方公務員を志した理由

よく学生の皆さんと話していると

 

「面接で話せる志望理由が思いつきません…」

 

こんな相談を受けます。

 

みなさんの気持ちはすごくわかります。

こんなことを面接で言ってはいけないんじゃないか…

こう言った方が面接では良い印象なんじゃないか…

 

でも下手に言葉を取り繕うとすぐにボロが出ます。

 

聞かれたときに私はよく

 

「ここにきたのはなんで?」

 

と聞き返します。そうするとみんなそれぞれ想いを吐露してくれます。

 

大なり小なりみなさんきっかけがあって、地方公務員って仕事に興味を持っているんだなと感じる瞬間です。

 

では早速私がなぜ地方公務員を志したのか。

 

これについて書いていきたいと思います。

 

きっかけは単純でした

 

「なるべく家族と時間を過ごしたい」

 

こう考えたときに1番削れる時間が通勤時間だと思ったので、まず転勤がないことを魅力だと思って就活をしようと思いました。

 

初めは高校の教師を志して大学では勉強をしてました。

でもだんだんと勉強をしていく中で40年近くずっと同じ教科を教え続ける絵が想像できなくなってきまして…

 

(今思えばそれだけ夢が現実に近づいてたと言うことなんですが、、、)

 

それでずっと10年近くなりたいと思ってきた高校教師は一度諦めました。

(一応教員免許は取得しています)

 

そのあとで考えたのが、地方公務員でした

 

自分が勉強していた教職課程のスキルだったり

 

法律の知識だったり

 

なんとなく興味のある時事問題

 

この辺の興味を満たしながら、地元で働ける

 

これって良いじゃん!と思って県内の自治体を受けまくることにしました。

 

こんな単純な理由で地方公務員になりました。

 

正直入庁するまでは、具体的な仕事のイメージは全然なく…

住民票発行と教育委員会しかイメージ出来ていませんでした

 

今も庁内の全ての課の仕事は全く理解できていませんが、、、

 

でもなんとなーく目指した地方公務員

 

今はこの仕事に就いて良かったと思ってます

 

将来は教育行政にも携わりたいと思ってますし、

 

人事部門に配属されて学生と接することで

教師になるために学んだ知識やスキルを活かしながら働けてます

 

当然自分の関心と違う分野の仕事も経験することになると思います。

 

けどそれってすごい見識を広げるきっかけだなと思ってます。

 

実はいずれは教員になれればなと心のどこかでは思ってます。

 

そのときに色んな分野の知識や経験があれば

一人ひとりにより向き合える気がするんです

 

そういう意味では、地方公務員ほど色んな経験を積める職種はないなと。

 

自分が望めば望むほど色んな情報に触れ

 

色んなスキル・知識が身につき

 

生活の根幹を良い方向へ変えていける

 

こんな職業ってなかなかないと思ってます

 

その分責任は大きいと思います。

 

我々の仕事はやって当たり前ですから

 

「当たり前を当たり前と思ってもらえる」

 

これを私は我々の仕事の喜びであり、誇りであると思っています。

 

この辺はまた次回の記事で触れたいと思います。

 

 

地方公務員を目指す理由なんて人それぞれです。

 

それぞれどんなところに感銘を受けるか、影響を受けるかなんて違って当然です。

 

大事なのはその感性をどのように大事にしてきたか。

 

思いをどう育んで、大きくしてきた結果、地方公務員になろうと思ったか。

 

この2つだと思ってます。

 

就活、転職活動

 

いずれにしても一つの企業の試験を受けるって言うのは実は大きな決断ですし、労力を使います。

 

そうさせたのにはそれぞれ何かしら理由があるはずです。

 

その想いを バシッ と面接官にぶつければ良いんです。

 

面接なんて正直気持ちが伝われば勝ちですから。笑

 

そしてその想いを忘れずに働き続けられれば

きっと楽しい公務員生活が送れると思います!

 

それではまた( ・∇・)